結紮切除術(けっさつせつじょじゅつ)
内痔核や内外痔核の治療に有効で、痔核を外側から切除し、根元を結紮して切除します。この手術は再発率が低いというメリットがありますが、術後の痛みや出血のリスクが伴います。複数の痔核が存在する場合には、肛門狭窄のリスクも否定できません。そのため、当院では内痔核しか見られない患者様のみ、ジオン注射を勧めています。
1つでもあてはまる方は、
おしりに痔が潜んでいるかもしれません。
受付時間 8:30-17:0003-6276-1511
ご予約はWEB・LINE・お電話でお願いいたします。お問い合わせはお電話にて承っております。
肛門の歯状線よりも内側の粘膜にできる痔核です。排便で強くいきみ、粘膜がうっ血することで発症するといわれています。知覚神経の粘膜にできるので痛みは感じにくく、血便や脱出で気付くことが多いです。
Ⅰ度
痛みなど自覚症状はほとんど現れず、便秘や下痢で少量の出血がある。
Ⅱ度
排便時に肛門から脱出し、自然に内部に戻る。
Ⅲ度
排便時に肛門から脱出し、手で押し込まないと元に戻らない
Ⅳ度
肛門から脱出し、手で押し込んでも元に戻らない
肛門の歯状線を境に外側にできる痔核です。肛門の皮膚下にある静脈瘤がうっ血して腫れることで発症するといわれています。肛門の外側にできるので、指で触ると痛みを感じるケースが多いです。
便秘や下痢が原因で、肛門の歯状線より外側の肛門上皮が切れたり裂けることで発症します。
切れ痔になると排便時に強い痛みや出血を伴います。痛みが強いため、排便を我慢してしまうと、さらに便秘を悪化させてしまいます。便秘の人は、治療後も再発しやすいので便秘の治療も併せて行う事が大切です。
激しい下痢などによって、肛門の歯状線にある小さなくぼみに便が入り込み、細菌感染によって膿がたまり肛門周囲膿瘍を発症します。進行すると膿が肛門近くまで穴を開けながら進み、皮膚まで続く穴を開けると痔ろうになります。
穴から外へ膿が排出されると、痛みや発熱などの症状は落ち着きますが、がん化する恐れもあるため、手術が必要となります。
治療や手術を
行わないとしないと
どうなるのか
長期間の便秘や下痢により、痔は増大し、出血や脱肛などの症状がより頻繁に起こる可能性があります。
さらに、痔ろうが慢性化すると、合併症のリスクが高まります。例えば、肛門周囲膿瘍や痔核内腫瘍の形成、肛門周囲がん(肛門癌)の発症などが考えられます。
したがって、放置せずに早期に適切な治療を受けることが重要です。
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DAY SURGERY
肛門には体内にある便を出す排便機能と、おならのみを排出し、便の状態を判断する知覚機能があります。 これらの機能は肛門の皮膚や肛門を締める筋肉によって機能しているため、仮に皮膚や筋肉を大幅に切断してしまうと、何もしないでも便が漏れてしまうといった支障がでてきてしまいます。
ですので、痔の手術を行う際は、可能な限り皮膚や筋肉を切らないことが重要になります。
今までの痔の手術では、患部からの出血や治癒の遅いといった懸念があったため、入院が必要でした。しかしながら現在では麻酔法や医療技術が発展したことにより、安全な日帰り手術が行えるようになりました。 日帰りといえど、手術後は極力無理のない範囲内で活動をお願いしておりますが、日帰り手術で痔核切除手術を受けた場合、通常通りお仕事に復帰することが可能です。
痔核の根治治療として最も一般的な手術療法になります。
内痔核、外痔核を問わず治療が可能で、痔核とつながっている動脈を結紮(けっさつ)して、電気メスで痔核とその周辺の皮膚を切除します。
ただし、痔核を糸でしばる(結紮:けっさつ)ため、痛みや出血・排便障害を伴う可能性もあります。内痔核のみの場合は、ジオン注射による治療をおすすめしています。
当院では手術経験が豊富な専門医が担当し、可能な限り切除範囲を小さくできるように努めております。
Point01
局所麻酔を行い、状況に応じて痛みの少ない炭酸ガスレーザーを使用しますので、安心して手術が受けられます。
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Point02
周囲の組織への影響を最小限に抑えつつ、痔核をまるまる摘出するため、症状の根本的な改善が期待されます。
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Point03
治療経験豊富な日本外科学会専門医が手術を担当いたしますので、入院をすることなくそのままご帰宅いただけます。
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内痔核や内外痔核の治療に有効で、痔核を外側から切除し、根元を結紮して切除します。この手術は再発率が低いというメリットがありますが、術後の痛みや出血のリスクが伴います。複数の痔核が存在する場合には、肛門狭窄のリスクも否定できません。そのため、当院では内痔核しか見られない患者様のみ、ジオン注射を勧めています。
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内痔核にはジオン注射を、外痔核には結紮切除術を用いるハイブリッド治療を行います。この方法では、切除範囲を最小限に抑えることが可能で、それにより手術後のリスクを減少させていきます。また、当院はこの手法を日帰り手術として受けていただけます。
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輪ゴム結紮術は、内痔核の根元に輪ゴムをかけて血流を止める手法です。この処置により、数日後に痔核が自然に落ちます。
外痔核には適用できず、再発の可能性も比較的高いという欠点があります。手術後、痔核が落ちるまでの期間は、便通のコントロールを徹底し、便秘や下痢を避けることが重要です。
痔核の進行度、個数、状態、選択される麻酔の種類により、治療費は大きく変わります。
保険診療の対象となるので、下記の表は3割負担の場合の料金としてご覧ください。
結紮切除術
3割負担
約20,000円
※硬化療法を伴わない
痔核根治術
3割負担
約24,000円
※硬化療法を伴う
ジオン注射+結紮切除術
3割負担
約34,000円
肛門ポリープ切除術
3割負担
約14,000円
受付時間 8:30-17:0003-6276-1511
ご予約はWEB・LINE・お電話でお願いいたします。お問い合わせはお電話にて承っております。
FEATURE01
入院の必要がない日帰り手術対応のクリニック
FEATURE02
日本外科学会専門医による治療痛みが不安な方、初めての方でも安心
FEATURE03
痛みが少なく、傷の治りも早い炭酸ガスレーザーによる治療
FEATURE04
完全個室で人目を気にしないプライバシーに配慮した診療
FEATURE05
診察時は女性スタッフも同席女性の治療もお任せください
FEATURE06
内科・消化器内科も併設肛門科の受診がわからない体制
FEATURE07
丁寧な説明で治療後のサポートも万全
FEATURE08
土曜も診察・治療を行っています
FEATURE09
新宿駅西口6番出口から徒歩1分通院便利な好立地
日本の死因第一位は圧倒的に悪性新生物(いわゆる『がん』)です。その中でも特に大腸がんは近年増加傾向にあります。
医師になってから現在まで、大腸がんを中心に、胃がん・食道がんをはじめとする消化器がんの内視鏡検査から外科手術、化学療法、放射線治療、緩和治療と幅広く携わってきました。その中で最も重要なことは何か。それは早期発見・早期治療です。
進行した状態でのがん治療は苦痛を伴うものが多く、根治に至らない方が多くなります。その様な方を 出来る限り減らしたい。 そんな想いから今回、 新宿での開業を決意しました。
近年増加傾向にある大腸がんについては、やはり大腸がんに至る前のポリープで切除を行うこと。胃がんの予防のためにはピロリ菌を除菌し、その後もきちんと内視鏡検査を行うこと。これが最も大きいと考えます。
そのために重要な内視鏡検査ですが、「痛い」「苦しい」「恥ずかしい」などのイメージがあり、検査を受けることに消極的となりがちです。当院では「痛くない」「苦しくない」内視鏡検査を受けられますので、是非一度ご来院ください。
消化器がんの予防のために検査を受けることは重要ですが、それと同時に日頃の生活習慣が非常に大切となります。当院では幅広い疾患に対する治療ができますので、かかりつけ医としても患者様の健康管理に寄与できることと思います。ぜひ健康寿命を伸ばし、元気に生き生きとした人生にしていきましょう。
また、当院では肛門疾患にも対応しております。内痔核をはじめとする肛門疾患はQOLを大きく下げてしまいます。こちらも「恥ずかしい」イメージが強く、受診が遅れがちですが、日帰りでの手術も可能ですので、お気軽にご相談ください。
理事長 大柄 貴寛