術後診察
術後1~4週間目安に来院していただき、術後の経過確認を行います。
※術後の症状などで気になることがあれば遠慮せずにご相談ください。
右の肋骨下辺り にズキズキした
痛みがある(胆道痛)
みぞおちが痛む
背中・肩・
腰なども痛む
皮膚や
目の白い部分が
黄色くなる(黄疸)
皮膚のかゆみ
がある
高熱が出ている
吐き気がある
食欲がわかない
倦怠感が続く
1つでもあてはまる方は、
胆石症や胆嚢ポリープが潜んでいるかもしれません。
胆石が存在しても、多くの方には症状が現れませんが、右肩のこりや背中の鋭い痛み、上腹部の違和感などを急に引き起こすことがあります。
胆道痛の多くは、食後に起りやすく、胆石発作は軽い痛みで終わることもあります。
ただ、発症した時の炎症が重いと、救急車を呼ぶほどの激痛や発熱、嘔吐、黄疸(おうだん)などの重篤な症状を伴う恐れもあります。
受付時間 8:30-17:0003-6276-1511
ご予約はWEB・LINE・お電話でお願いいたします。お問い合わせはお電話にて承っております。
胆石症の治療では、単孔式腹腔鏡手術を行います。侵襲性が低く、右脇腹に2mm、おへそに2cm程度の、糸を通す穴を作るだけで済みます。
また、胆嚢ポリープには痛みも少ない腹腔鏡下胆嚢摘出術を用いて行います。
開腹手術では上腹部を10cm以上切開する必要がありましたが、腹腔鏡下胆嚢摘出術では、3~10mmの穴を4ヶ所を切開するだけで済みます。
また、視覚が良好であるため、精密な操作が可能であり、術後の回復が早く、美容的な効果も期待されます。
POINT01
開腹手術では10日前後の入院が必要でしたが、腹腔鏡下胆嚢摘出術なら当日手術を受けてそのままご帰宅いただけます。
POINT02
開腹手術では10日前後の入院が必要でしたが、腹腔鏡下胆嚢摘出術なら当日手術を受けてそのままご帰宅いただけます。
POINT03
切開の創を小さくするので、術後の痛みが少ないです。リハビリ等もすぐに開始でき、手術後の回復も早いため、傷口も半年から1年で目立たなくなります。
POINT04
腹腔内が外気にさらされにくいため、癒着が起こりにくいです。そのため、癒着による痛みや術後の合併症も起こりにくくなります。
手術を
お勧めする方
軽度以上の
急性胆のう炎を繰り返し
経験している方
胆嚢癌のリスクが
心配な方
糖尿病をお持ちの方
右肩のコリや
右背部の鈍痛、
食事後に腹部不快感が
ある方
初診・術前検査
STEP01
問診票を基にお話をお伺いし、腹部の診察をさせていただきます。
なお、女性の方には必ず女性スタッフが立ち会い、サポートいたしますのでご安心ください。
STEP02
胆石の診断では、血液検査と超音波検査が用いられます。血液検査では胆道系の炎症や黄疸を、超音波検査では胆嚢内の石の有無とそのサイズをチェックします。
さらに詳細な検査が必要な場合は、CTや内視鏡検査が行われます。
STEP03
スタッフが手術当日までの過ごし方、手術当日の手順、術後の注意事項などを丁寧にご説明いたします。
手術当日
STEP04
通常、腹腔鏡下胆嚢摘出術の手術は平均約30分程度で完了しますが、重症度によって時間が長くなったり短くなったりする可能性はあります。
STEP05
術後1〜2時間程度回復室でお休みしていただきます。
※痛みが治まらない方は、痛み止めを使用し痛みを和らげる場合もあります。
STEP06
・手術日:
軽めの夕食でしたら摂っても問題ありません。
・翌日:
シャワーを浴びることが可能です。翌日以降の食事は特に制限はないものの、脂肪分の多い食べ物は控えるのが望ましいです。
・術後3日目:
3日目からお風呂に入っても問題ありません。お仕事は体調にもよりますが、手術後3~4日で仕事に戻ることができます。
術後診察
STEP07
術後1~4週間目安に来院していただき、術後の経過確認を行います。
※術後の症状などで気になることがあれば遠慮せずにご相談ください。
胆石症の
日帰り手術費用
1割負担
約16,000円
3割負担
約110,000円
胆嚢ポリープの
日帰り手術費用
3割負担
約120,000円
腹腔鏡下胆嚢摘出術
3割負担
約100,000円
胆石症、胆嚢ポリ-プの手術費用は、
健康保険が適用されます。(高額医療の限度額を越した差額分は
後で返金されます)
受付時間 8:30-17:0003-6276-1511
ご予約はWEB・LINE・お電話でお願いいたします。お問い合わせはお電話にて承っております。
胆のうは、肝臓で作られた胆汁を一時的に貯蔵・濃縮し、必要な時に腸へと放出する器官です。この時、胆汁は胆管という管を通り、膵臓の出口で膵管と合流し、膵液とともに十二指腸へと分泌され、脂肪や炭水化物の消化を促進させる働きをします。
胆汁が結晶化して石のように固まったものを「胆石」と呼び、痛みや発熱が現れている状態が「胆石症」です。
なお、胆石は以下のように大きく3つに分類されます。
胆のうに形成される最も一般的な結石の一種で全体の約75%を占めています。主な原因は食の欧米化で、コレステロールが固まってでき、胆汁中のコレステロール濃度が高くなると形成されやすくなります。
胆のうや胆管に形成される結石で、主にビリルビンとカルシウムの化合物から構成されます。溶血性貧血や肝硬変など、赤血球の破壊が増加する状態で発生しやすくなります。
ビリルビン結石の一種で、特にカルシウムビリルビナートやその他のカルシウム塩を含む黒色の結石です。主に慢性溶血性疾患や肝硬変などで見られ、ビリルビンの過剰産生が原因です。
Causes of cholelithiasis
胆石症の原因Causes of cholelithiasis
胆石ができる原因は、未だはっきりと解明されていません。
しかし、以下のような要因がリスクとなり、発症へと影響しているのではないかと言われています。
危険!?
胆石症になりやすい
6つの習慣6 habits
胆石の材料である「胆汁」は主にコレステロール等を原料に形成され、胆石症の約7割がコレステロールによる結石ともいわれています。
このことからも生活習慣が乱れ、「脂肪分の多い食事」を摂っている人は胆石が溜まりやすい特徴があります。
このような習慣や特徴のある方は、胆石症発症のリスクが普通の人よりも高いと言えますので、今一度、ご自身の食習慣等を見直してみましょう。
朝食を食べない
不規則な食生活の方
脂肪分の多い食事ばかり
食べている方
脂質異常症・肥満の方
ついつい
食べ過ぎてしまう方
よくお酒を
飲みすぎてしまう方
女性ホルモンが減少する
中年以降の女性
胆嚢ポリープは、胆嚢にできる小さな腫瘍や腫れた組織の塊です。一般的には良性で長期的に見ても問題ないことが多いですが、悪性化して胆嚢がんになる可能性もあります。通常、胆石や炎症がない場合は症状が現れませんが、大きくなると痛みや不快感を引き起こすことがあります。
Types of polyps
注意が必要な胆嚢ポリープの種類Types of gallbladder polyps
胆嚢ポリープのほとんど、約90%はコレステロールポリープです。胆嚢内に多く発症し、大きさは数mm以内~10mm超えることもあります。
多くは良性ですが、7mm以上でポリープの付け根が太いものは胆嚢癌になる可能性もあります。
胆嚢粘膜にできる悪性の腫瘍です。ポリープの段階で発見できた場合は比較的早期の病変が多く、適切な治療により根治が可能です。
また、胆石症から胆嚢癌になる合併率は数%ほどあります。加齢により合併率が上昇し、高齢者の胆石症患者の10%前後に胆嚢癌が発症するといわれています。なお、胆嚢癌からの胆石症合併率は約80%と非常に高いです。
良性のポリープがほとんどですが、一部に胆のう癌に進展するものがあり、経過観察が必要になります。
胆嚢の粘膜表面の細胞(上皮)が過剰に増殖したポリープです。
粘膜細胞の増殖が原因で発生するポリープで、主に慢性胆のう炎を発症している方に起こります。こちらも良性です。
胆石症から胆嚢癌になる合併率は数%ほどあります。加齢により合併率が上昇し、高齢者の胆石症患者の10%前後に胆嚢癌が発症するといわれています。
なお、胆嚢癌からの胆石症合併率は約80%と非常に高いです。
主に上腹部に痛みが現れます。
皮膚や白目が黄色、尿が濃い茶色になります。
右上腹部にしこりが発生します。
胆嚢癌は、他の癌に比べると発生率はそこまで高くはないものの、がんによる死亡原因としては6位に挙げられています。
当院では治療経験豊富な日本外科学会専門医による胆石症・胆嚢ポリープ検査と日帰り手術を行っております。上記のような症状が見られる方は、お早めに当院の受診をおすすめします。
受付時間 8:30-17:0003-6276-1511
ご予約はWEB・LINE・お電話でお願いいたします。お問い合わせはお電話にて承っております。
FEATURE01
入院の必要がない
日帰り手術対応のクリニック
FEATURE02
手術実績が豊富な
日本外科学会専門医による治療
FEATURE03
腹腔鏡による
痛みやキズ跡の少ない手術
FEATURE04
患者様に負担に最大限配慮
外科専門医・麻酔医による
チーム医療
FEATURE05
麻酔科学会専門医による
独自の麻酔法により
術後の回復を早めます
FEATURE06
女性の方も安心
診察時は女性スタッフ同席
FEATURE07
土曜も診療
お忙しい方もご相談ください
FEATURE08
新宿駅西口6番出口から徒歩1分
通院便利な好立地
日本の死因第一位は圧倒的に悪性新生物(いわゆる『がん』)です。その中でも特に大腸がんは近年増加傾向にあります。
医師になってから現在まで、大腸がんを中心に、胃がん・食道がんをはじめとする消化器がんの内視鏡検査から外科手術、化学療法、放射線治療、緩和治療と幅広く携わってきました。その中で最も重要なことは何か。それは早期発見・早期治療です。
進行した状態でのがん治療は苦痛を伴うものが多く、根治に至らない方が多くなります。その様な方を 出来る限り減らしたい。 そんな想いから今回、 新宿での開業を決意しました。
近年増加傾向にある大腸がんについては、やはり大腸がんに至る前のポリープで切除を行うこと。胃がんの予防のためにはピロリ菌を除菌し、その後もきちんと内視鏡検査を行うこと。これが最も大きいと考えます。
そのために重要な内視鏡検査ですが、「痛い」「苦しい」「恥ずかしい」などのイメージがあり、検査を受けることに消極的となりがちです。当院では「痛くない」「苦しくない」内視鏡検査を受けられますので、是非一度ご来院ください。
消化器がんの予防のために検査を受けることは重要ですが、それと同時に日頃の生活習慣が非常に大切となります。当院では幅広い疾患に対する治療ができますので、かかりつけ医としても患者様の健康管理に寄与できることと思います。ぜひ健康寿命を伸ばし、元気に生き生きとした人生にしていきましょう。
また、当院では肛門疾患にも対応しております。内痔核をはじめとする肛門疾患はQOLを大きく下げてしまいます。こちらも「恥ずかしい」イメージが強く、受診が遅れがちですが、日帰りでの手術も可能ですので、お気軽にご相談ください。
理事長 大柄 貴寛