健康診断の重要性
健康診断は、全身の状態を把握し、まだ症状が現れていない病気を早く発見するために行われる検査です。これにより、将来の健康管理に役立つ情報を得ることができます。また、生活習慣病のリスクが高い場合、日々の生活改善を見直す機会を得ることにも繋がります。
健康に悪影響を及ぼす生活習慣は、多くの病気の発症・悪化の原因となります。そのため、生活習慣の見直しは、あらゆる病気の予防においても有効と言えるのです。
健康診断は企業、学校、自治体によって実施されており、毎年受診している方もいれば、長年受けていない方も少なくありません。
「忙しいから行くのが面倒くさい……」「どこも悪くなっていないから大丈夫」という理由で受診を見送る方もいらっしゃるのですが、定期的な健康診断は、体の変化に早く気づくきっかけ作りにもなります。
費用
一般健康診断の場合
平日(午前)・土日:14,000円(税込15,400円)
平日(午後):9,000円(税込9,900円)
簡易健診の場合
平日(午前午後問わず)土日:
5,000円(税込5,500円)
健診の種類とその内容に
ついて
定期健診
勤め先や学校、自治体で行われる検査です。一般的な検査を通じて健康状態をチェックします。
一般健診・付加健診
尿検査や血液検査に加え、生活習慣病などの疾患に関する検査を追加して受けていただくことが可能です。追加された検査により病気が早期発見できるようになり、健康管理に役立てられます。
特定健診
糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病や、動脈硬化のリスクを早期に見つけ出すための検査です。肥満体型に当てはまっている、メタボリックシンドロームの診断に重点を置いています。
雇入時健康診断
新たに就職・転職する際に受けていただく健康診断です。法律上、受診することが義務付けられています。
検査にかかる時間
約1時間で終わります。
検査結果が分かるまでの期間
検査結果は最短で、検査日から3日後の午後にお渡しできます。ただし、土日に検査を受けられた場合、結果のお渡しは4日後の午後以降となります。
麻疹抗体の追加検査を希望される場合、結果は14日後以降にお渡しします。
簡易健診・一般健診・雇用時健康診断の
検査項目
検査内容 | 簡易健診 | 一般健診・雇用時健康診断 |
---|---|---|
内科健診 | ○ | ○ |
身長・体重・BMI・腹囲測定 | ○ | ○ |
血圧測定 | ○ | ○ |
尿検査 | ○ | ○ |
視力・聴力測定 | ○ | ○ |
心電図検査 | ○ | |
胸部レントゲン | ○ | |
血糖 | ○ | |
脂質(HDLコレステロール、LDLコレステロール、血清トリグリセライド) | ○ | |
肝機能検査(AST、ALT、γ-GTP) | ○ | |
費用(税抜) | 5,000円(税込5,500円) | 14,000円(税込15,400円) |
※診断書の再発行にかかる手数料:1,000円(税抜)
※持ち込んでいただいた診断書を転記する場合の費用:1,000円(税抜)
オプション検査の料金表
検査内容 | 費用(税込) |
---|---|
腹部超音波検査 | 10,000円(税込11,000円) |
尿酸、尿素窒素、クレアチニン(生活習慣病検査) | 各2,000円(税込2,200円) |
便検査(O-157など) | 各4,000円(税込4,400円) |
尿素呼気検査法(胃がんスクリーニング) | 7,500円(税込8,250円) |
便潜血2回法(大腸がんスクリーニング) | 1,000円(税込1,100円) |
腫瘍マーカー | 各4,000円(税込4,400円) |
麻疹、おたふくかぜ、風疹、水痘などの抗体検査 | 各4,000円(税込4,400円) |
HBs抗原・HBs抗体(B型肝炎)、HCV抗体(C型肝炎)、クラミジア、淋病、梅毒など | 各4,000円(税込4,400円) |
HIV | 4,000円(税込4,400円) |